皆さん、ケトベル知ってますか?

当院の隣にはBrainさんという女性専用のパーソナルジムがあります。

実は先日そこのトレーナーさんにこのケトベルを使った筋トレ方法を教えて頂きました。それまで、見たことはあったのですが、その名称も具体的な使い方などはまったく知りませんでした。(そう言えばロッキー6でスタローンがトレーニングシーンでこのケトベルを使っていたよう気がします…)

ケトベルスイングとトルコ式ゲットアップという2種類の方法を教えて頂いたのですが、私には目からウロコ状態でした。

ケトベルスイングは大臀筋の働きを意識しやすく、腰椎~胸椎部をしっかりを安定させて股関節のみの運動を引き出す運動課題としては最適な方法でした。

また、大臀筋と一緒に腹筋群も働きやすく体幹の安定性にも役立つ運動なのではないでしょうか?

股関節を伸ばす筋肉は大きく大臀筋とハムストリングスの2つがあるのですが、日常生活の中では私たちはどうしても股関節と膝関節の2つの関節をまたぐハムストリングスの方を使いがちです。筋長の長いハムストリングスの方が力学的にも使いやすいからです。

大臀筋は椅子から立ち上がる時、階段を上がる時などの股関節を少し曲げた肢位から伸ばす状態でないと働きにくい性質があります。だからこそ大臀筋は働きにくい状態に陥りやすく、この大臀筋を上手に使えずにハムストリングスにばかり頼った使い方をしていると、身体機能的にも膝関節や腰部などに痛みが出やすくなってきてしまいます。

大臀筋を意識して働かす運動課題の一つとしてこれはいい手だなぁ~とちょっとうれしくなってブログに書かせて頂きました。

ただ、この運動、やってみるとわかるのですが、なかなか難しいんです。

当院に来て頂くほとんどの方も、脊椎を安定させた状態で、股関節だけを曲げ伸ばしする動きが苦手です。股関節を伸ばしたり、曲げたりする動きそのものに硬さがある方には、まずその動きの制限をとってからでなければ、正しくこの運動をすることはできません。

また、先ほど、腹筋群も働きやすくなると書きましたが、間違った意識下、フォームで行うと間違いなく背筋群優位の運動となってしまい、本来の運動の目的にそぐなわいものとなってしまう恐れがあります。正しくやるのならば専門家に指導をして頂いてから実施した方がより効果的です。これはどの運動課題にも同じことがいえるのですが…

トルコ式ゲットアップについては次回に続きます。