ボデイケアルームつなぐの大畑です。今日も蒸し暑かったですね。皆さん、体調は大丈夫ですか?

明日で6月も最後、当院も開業して早くも一カ月が過ぎました。

現状は…当院がお借りしている場所が2階で看板等の広告も規制されているテナントという事もあって、まだまだ皆さまには認知されてはいないため、今はチラシやホームページ等を活用した宣伝に力を入れているような状態です。

上述した通り、空き時間にはエリアを決めてポスティングに出かけているのですが、その際、通りがかりの方の歩き方や姿勢をついつい観察してしまいます。

硬くなっていそうな筋肉や関節、そして弱くなっていたり、伸びてしまっていそうな筋肉など、いろいろと想像したりしています。じっとみていると怪しいおじさんになってしまうのでさらっと?観察するようにしていますが…その中でも、自分が気にしているのか?猫背がやたらと目につきます。

猫背の姿勢にもいろいろなパターンがあるのですが、その中でもスウェイバックタイプといわれるタイプに猫背の方が多く見られます

立位では、お腹を前に出して猫背で頭が前に出ているような姿勢です。

座っている時では、パソコンなどの事務仕事をしている時の背中を丸めて顎が前に出た姿勢です。

さらにこれが崩れると足を前に投げ出して浅く座って背中だけを背もたれに座っている姿勢になります。

また、座面の低い椅子に座るとどうしても背全体が丸くなります。

座面が沈みこむソファに座って足を前に投げ出した状態でスマホをいじっている状態をイメージするとわかりやすいと思います。妊婦さんなんかにも多い姿勢のタイプになります。

横側からみると骨盤部が前方へシフトして、胸部が後方に弯曲して後方にシフト、そして頭部が前方へシフトしてバランスをとっています。印象としては重力に負けて身体を垂直方向へ支える事が困難で、地面方向へ沈み込んでしまうような感じです。

つまり、身体を支えるための筋活動が低く、(筋肉を縮めながら収縮させる事ができない)代わりに筋肉を伸ばした状態で働かせたり、靭帯や関節包といった組織によっかかった状態でなんとか姿勢を保持しようとした結果の姿勢になります。

この姿勢が習慣化されてしまうと、膝、腰、肩、頚部、頭部いろいろな部位に機能障害が生じてきます。

そのほとんどは痛みやしびれといった形で自覚されてきます。

 

先日、頚部~肩にかけての痛みと手足のしびれを訴えて来院された方がみえました。お仕事では下を向いた事務作業が多く、どうしても背中が丸くなってしまうとのことです。

典型的なスウェイバックのタイプです。

お身体を診させてもらうと、上を見上げるような運動で頚部に痛みが出現、触ってみると首の外側から前にかけての筋肉と胸部の筋肉、そして頭の骨と頚椎をつないでいる筋肉が硬くなっていました。

その中でも、特に胸鎖乳突筋と斜角筋、そして小胸筋という筋肉に短縮がみられました。この斜角筋や小胸筋の下には、太い神経の束や血管が通っています。

この方は斜角筋を圧迫するといつもの手に出ているしびれが強くなりました。また、首の伸展運動では下部頸椎だけが動いていて上部頸椎や上部胸椎の動きが認められませんでした。この結果から、今回はこの斜角筋と胸鎖乳突筋の柔軟性回復と上部胸椎の伸展方向への動きの改善にターゲットを絞った施術を行いました。

このタイプでは頭部が前方へシフトした状態が続くことによって、頚胸部前方の筋肉は縮んだ状態を強いられてしまい、その結果として筋肉自体の長さが短縮してきます。

一方、反対側の首の後方や肩、背中の筋肉は常に伸ばされた状態で働かされるため、筋肉は伸びてしまい、力が入りにくくなります。(筋肉を縮めて収縮させる事ができない)そしてさらにこの姿勢が強化されてしましいます。

つまり、硬さのある部位はしっかり柔軟性をつけて伸びきって使えなくなっている部位は強化(筋肉をつけると言うよりも、力が入りやすい状態にする)する必要があります。

今回は頚~胸部に対してのみの施術に終わりましたが、本来は下部体幹~股関節に対した機能の改善(いわゆる体幹の強化)も必要となります。

結果的にはスウェイバックという姿勢の改善、効率良く使える身体(痛みが出にくい身体)作りが必要となってきます。

この点を御本様にお伝えした上で、セルフケアエクササイズを指導させて頂き、この日の施術は終わりにしました。施術の結果はしびれは施術前を10とすると5に減弱し、頚部の運動時痛(上を向いた時の痛み)は消失しました。

猫背でお悩み方は是非、当院までご相談ください。

最後までお読み頂き、ありがとうございました!